グローバルなバイオテクノロジー・ベンチャーキャピタルであるAN Venture Partners(ANベンチャーパートナーズ、以下「ANV」)は、新たな投資先であるトルトゥーガス・ニューロサイエンス(Tortugas Neuroscience、以下「トルトゥーガス」)が、シード及びシリーズAラウンドにおいて総額1億600万ドルの資金を調達したことをお知らせいたします。今回のシリーズAラウンドには、創業時からの投資家であるCure Venturesに加え、The Column GroupとANVが新規投資家として参画しました。
トルトゥーガスは、米国マサチューセッツ州フラミンガムを拠点に、神経・精神疾患領域に特化した治療薬の開発を進めるバイオテクノロジー企業で、今回調達した資金は、2つのリード候補化合物の第2相臨床試験を含む研究開発活動の推進に充てられます。創薬開発とバイオテク企業の経営に豊富な経験を持つ、元Sage Therapeuticsのジェフ・ジョナスが同社のCEOを、アル・ロビショーが社長兼研究開発責任者を務めます。
臨床段階にあるパイプラインは、エーザイ株式会社および中国の翰森製藥(Jiangsu Hansoh Pharmaceutical Group Co., Ltd.)からライセンスインしたものです。これは、エーザイが長年にわたり培ってきた神経・精神疾患領域の研究成果が含まれており、統合失調症、耳鳴り、焦点性てんかん、可逆性脳症など、アンメット・メディカル・ニーズの高い中枢神経系(CNS)疾患を対象としています。候補化合物は、リスクの低い作用機序を持つ低分子の新規化学物質で、いずれも1日1回投与の経口製剤として開発する方針です。それぞれ独自の薬理プロファイルを有しており、複数の適応症への展開も視野に入れています。
ANVのマネージング・パートナーを務めるケン・ホーンは次のように述べています。「エーザイという日本を代表する製薬企業が長年にわたりCNS疾患領域で積み上げてきた研究成果が、トルトゥーガスを通じて多くの患者さんのもとへ届けられることに大きな意義を感じています。CNS疾患のアンメット・メディカル・ニーズは依然として大きく、トルトゥーガスのパイプラインは、その需要に応える力があると確信しています。ANVの使命は、日本発のサイエンスをグローバルなスタートアップ・エコシステムへとつなぐことであり、今回の投資はその理念を体現するものです。ジョナスとロビショーが率いる卓越したチームとともに、CNS疾患領域における革新的な治療薬の実現に貢献できることを心より楽しみにしています。」
トルトゥーガスのプレスリリース全文(英語)はこちらをご覧ください。
トルトゥーガス・ニューロサイエンスについて
トルトゥーガス・ニューロサイエンス(Tortugas Neuroscience)は、神経・精神疾患領域に特化し、脳の病気に対応する有効な医薬品の開発に取り組むバイオテクノロジー企業です。リスクの低い作用機序と迅速な開発プロセスに戦略的に注力し、世界中の患者さんにとってよりよい治療法の創出に取り組んでいます。
同社の詳細は、https://www.tortugasneuro.com をご参照ください。
ANベンチャーパートナーズ(ANV)について
ANVは東京とサンフランシスコに拠点を置き、日本の革新的なサイエンスと米国のスタートアップ・エコシステムをつなぐことに特化した、グローバルなバイオテクノロジー・ベンチャーキャピタルです。「AN Venture Partners I, LP」は、総額2億米ドルで2025年6月にクローズしています。ANVは、スタートアップの立ち上げや育成において豊富な経験を持つ日本と米国のベンチャーキャピタリストによって2022年に設立されました。ANVは、日本のバイオテクノロジー・エコシステムの強化に積極的に取り組んでおり、その一環として、「Science2Startup Japan(S2S Japan)」を立ち上げました。
詳細はこちらをご覧ください。 www.an.vc
お問い合わせ先
Email: info@an.vc


